ドーナッツのレポートがいろいろとあがっているので、興味があるひとは検索したらいいと思う。blogのおかげでライブレポートがさっさと読めるのはいい。降神志人は僕よりも若いのだそうだ。それでもあの感触、まさにニュータイプ。今、ようやくウェブ進化論をつまみ読みし始めた。その中で、語られるリテラシーのことについて、ヒップホップの世界でも同じなのだなと思う。日本の表側にヒップホップが現れたニュースクールの時代、90年代初頭から早くも15年近くたっているので、物心ついた時からそういうものに触れている人が新しいものを生み出すのに、もう十分な時間があったはずなのだ。ニュータイプ理論もそういう感じだった?と思うけれど、その世界を切り開いた人たちと、その世界で育った人たちとはスタート位置が全く別というごく普通のことなんだけれど。意識的にしなければいけなかったことを、無意識に乗り越えてしまっているということが、果たしていいことなのか悪いことなのかは判断できない。年長者と呑むと必ず、経験が圧倒的にモノをいうという話を聞かされる。それはとても正しいと思う。一方で、それは彼らを乗り越えるのは時間の問題であるということを言っているのであって、僕がこれから先、乗り越えられるのも時間の問題なので、勝敗とかもうどうでもいい。