タワレコマボロシのアルバムを試聴。で、12曲目のコウヘーが参加している曲がよかった。よかったというか感傷に浸った。メローイエローベイビーなんかを聴いたのが10年前で、その頃自分は田んぼが家に変わったり、商店街が廃れていくのを横目に、よくわからないまま疾走していたんだけれど、今、こうやってタワレコのあるような都市にいて、コウヘーの声が聞こえてきて、がっと10年前に引き戻される、あるいは10年前の景色がギャップを感じさせないままよみがえるのが、とても奇妙な感じだった。手が届く(もしくは、手が届くような気がする)のに、触れられないのがなんかもどかしいっていうんじゃなく。